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ポートフォリオ、CV、バイオグラフィー:画家はどう自分を語るか

パリでエッフェル塔が見えない唯一の場所は、エッフェル塔そのものだと言われています。同じように、芸術家が自分の創作と経歴を、自身の人生経験の内側からではなく、第三者の目で見ることは難しいものです。しかし自分について語るためには、その枠組みの外に一歩踏み出し、自らの歩みを観察する立場に立つ必要があります。

しかも、プロの世界では、そうした視点が一つではなく複数求められます。ギャラリーはポートフォリオを、コンクールはCVを、ジャーナリストは簡潔なバイオグラフィーを求め、ウェブサイトには「自己紹介」のテキストが、展覧会にはアーティスト・ステートメントが必要です。

芸術家が異なる目的に同じファイルを送ってしまうことは少なくありません。その結果、ポートフォリオは生涯に制作したすべての作品の一覧となり、バイオグラフィーは年号の羅列に、創作についてのテキストは曖昧な言葉の寄せ集めになってしまいます。

それぞれのフォーマットは特定の課題を解決し、具体的な問いに答えるものです。

ポートフォリオ

ポートフォリオは、あなたが何を創作しているかを示します。これは制作したものすべての保管庫ではなく、一定の順序で構成された、練り上げられた作品の選集です。ギャラリー、コンクール、展覧会、依頼主それぞれに、異なるバージョンのポートフォリオが必要になることがあります。

CV

CVは、あなたがプロの世界でどのように位置づけられているかを示します。学歴、展覧会、レジデンス、受賞歴、出版物のほか、作品が収蔵されている美術館や個人コレクションを記載します。ここで創作の意味を説明する必要はありません。大切なのは事実、正確さ、明快な構成です。

バイオグラフィー

バイオグラフィーは、あなたの創作の歩みがどのように形づくられてきたかという問いに答えます。出来事、出会い、作品、時代を、ひとつのまとまった物語として結びつけます。それは業績の一覧ではなく、芸術家としての成長の物語です。

履歴書

履歴書は、何よりもまず就職のためのものです。たとえば教師、デザイナー、修復家などの職を探すときに使います。ここで重要なのはスキル、実務経験、専門的な能力です。フリーの芸術家がギャラリーとやり取りする際に通常必要なのは、履歴書ではなくCVです。

「自己紹介」のテキスト

「自己紹介」のテキストは、ウェブサイトの訪問者、カタログの読者、フォロワーに、あなたを簡潔に紹介するものです。あなたが誰で、何をしていて、その創作の何が特徴なのかを、すばやく伝えなければなりません。

アーティスト・ステートメント

アーティスト・ステートメント、すなわち創作についてのテキストが語るのは、もはや経歴ではなく芸術そのものです。どのようなテーマに関心があるのか、素材、イメージ、空間をどう扱うのか、なぜほかでもないその表現言語を選ぶのか。

その他のプロフェッショナルなテキスト

このほかに、シリーズやプロジェクトの解説、展覧会・カタログ・応募書類・メディア向けのテキストが別途必要になることもあります。

これらの資料は、互いの文字どおりの繰り返しになってはいけません。全体としてひとつのシステムを成し、作品、プロとしての事実、思想、そして自身の物語を通して、芸術家を立体的に見せるのです。

続く記事では、芸術家を紹介するさまざまなフォーマットを詳しく取り上げ、具体的な例をお見せします。

そして、もし自分の創作を外から見つめ、本当に語るべきことを見きわめるのが難しいと感じたら、ポジショニングの構築とプロフェッショナルなテキスト一式の準備をお手伝いします。どうぞご連絡ください